ゲーム開発時に使用する機能は遺産化
はじめに
大小関係なくこれまでに勤めた会社内で遺産化をしていないことが多く見受けられましたのが本記事のきっかけ
毎回プロジェクトを立ち上げるたびに別プロジェクトでも使用していた機能を新規に作るようなことが多々見られました。
遺産化しておくとメリットが豊富なので是非遺産化しましょうという内容です。
遺産化とは
どのゲームでも必ず使用するような機能があります。
例えばシーン遷移やリソース管理などの機能はどの開発で用意されます。
そういった機能はプロジェクトに依存しないような形で実装しておき社内共通機能として残すようにしておくことです。
遺産化しておくとよい機能
- シーン遷移の管理
- リソース管理
- マスターデータ管理
- アセット管理
- ビルド
- スクロール
- ボタン
- トグル
これらは自分が思う最低限のものですが開発をしていると当然様々な機能が生まれます。
そういった機能については遺産化したほうが良いか検討しましょう。
またほかの方はこの機能はいらないとか、この機能も最低限必要でしょということがあると思いますが、
そういった遺産化に対する考えが出てくることが大切です。
最後に
昔と違い今はUnityやUnrealEngineなどの便利なゲームエンジンが主流になっています。
そのため遺産化と管理はしやすくなってきているのもあるので、最初だけ面倒ではありますが、
後々のコストを考えると遺産化はメリットの方が圧倒的に多いです。
是非開発効率を上げるためにも遺産化を意識しましょう。